皆様、こんにちは。指宿ロイヤルホテルブログをご覧いただきありがとうございます。細川でございます。

ここ数日、ほんの少しだけ、本当に少しだけですが、灼熱の外気温が緩んだような…気のせいなような…。それにつけても残暑が厳しいですね。皆様引き続きお気を付けてお過ごしくださいませ。

 

 

さて、ちょっと前のことになりますが、ホテルの前庭から見える月がとてもきれいな夜がありました。

満月の前日だったのでまん丸お月様ではないのですが、真珠のような柔らかい月の光が、海に"月の道"を作り出していて、あまりに綺麗だったので思わず前庭に出てしばらく眺めてしまいました。そういえば「月が綺麗ですね」という言葉には隠れた意味があるのだそう。素敵。

 

 

庭で月を眺めながら波音を聞いていましたら、いつの間にやら隣にメンバーのパラジルが。彼もお月様の写真を撮りに庭に出てきたとのこと。パラが撮った写真を見せてもらいながら「きれいね、月の道だね。月の道は英語ではなんて言うのかしらね…」と尋ねたところ、彼はしばらく考えてから、「そんなふうには、言わないよネ!」と満面の笑みで室内に戻っていってしまいました。…うん、そっか。いいんだよ、うん。

 

 

その後は、お客様方もお庭に出ていらして、一緒に月を眺めたり、お子様が手持ち花火を楽しまれたり。小さなお子様のはしゃぐ声、波の音、夏の夜風、月明り。大切な人たちと「月がきれいだね」と笑い合える幸せな時間が、どうかずっとずっと続きますように。月の輝く夜には、そんな願いを。

 

 

さて、館内に戻ったパラジルですが、レストランの片付けにいそしむM田君のところに行き、撮った写真を見せて月が綺麗だと話したところ、M田氏は「いや、俺だって本物が見たい!」と庭に飛び出して行ってしまったそうです(笑)そりゃそうだよね。みんなお仕事お疲れ様、ありがとうね。月がとても綺麗だよ。

 

 

秋の月を、皆さんも指宿で一緒に眺めませんか?

皆様の旅が、今日も素敵なものになりますように。

 

 

指宿ロイヤルホテル

細川ゆり